
施工管理技士の第一次検定と実務経験|営業所技術者の早見表【2026年】
建設業許可29業種+経審+JCIP一気通貫。
建設業許可HUB
施工管理技士の第一次検定と実務経験|営業所技術者の早見表【2026年】
第一次検定合格者の実務経験は、申請業種ごとに対象となる検定種目と合格区分を規則表で確認してから数えます。行政書士事務所は「第一次検定に合格している」という事実だけで期間を短縮せず、業種、種目、合格日後の経験、証明資料を一つの確認経路にします。
規則表には業種ごとに異なる組合せが定められています。この記事では、一般的な年数を横展開するのではなく、申請業種から該当行を逆引きし、資料回収までつなげる手順を整理します。
| 確認の順序 | 確認する資料 | 間違えやすい点 |
|---|---|---|
| 業種の確定 | 許可申請の対象業種 | 工事名だけで決めること |
| 表の逆引き | 規則表・合格証 | 別の検定種目を使うこと |
| 期間の集計 | 合格日・経験資料 | 合格前の経験を混ぜること |
第一次検定合格者の実務経験ルート

合格だけで直ちに全業種の要件を満たすわけではありません
第一次検定の合格は、すべての業種で同じ実務経験の扱いになるものではありません。建設業法施行規則第7条の3の表は、許可を受けようとする建設業の種類ごとに、対象となる検定種目や経験を示しています。
行政書士事務所は、合格証を見つけた時点で結論を出さず、今回の申請業種を先に固定します。対象業種が確定していなければ、どの表の行を使うかも決められないためです。
申請業種から規則表の該当行を探します
確認は、申請業種、対応する検定種目、合格区分、必要経験の順に行います。表の一部だけをコピーして使うと、似た業種や二級の検定種別を取り違えるおそれがあるため、該当行を原文で確認します。
たとえば大工工事業では、建築施工管理の一級第一次検定合格後3年以上、一定の二級第一次検定等の合格後5年以上という行があります。これは他業種へそのまま広げず、各案件で規則表の該当行を確認します。
規則表を逆引きする手順

業種に対応する検定種目を確認する
最初に許可を受けようとする業種を確認し、その業種の行に対応する検定種目を読みます。顧問先が保有する資格の名称と、表に書かれた種目・区分が一致するかを合格証で確認します。
業種の判断に迷うときは、許可の対象業種を先に確認します。建設業29業種の区分を参照し、実際の工事内容と申請業種が一致するかを整理してから検定種目へ進みます。
合格区分ごとの必要経験を確認する
同じ施工管理技士でも、一級・二級、第一次・第二次、検定種別で扱いが異なる場合があります。合格証の名称だけでなく、合格日、級、第一次または第二次、必要に応じて検定種別を確認します。
表を逆引きする案件では、確認した行を案件表に記録します。3年や5年という数字だけを別表に写すのではなく、どの業種・種目・区分の行を読んだかを残すことで、後から根拠を再確認できます。
実務経験期間を証明する

合格日後の経験だけを対象期間へ集計する
第一次検定を根拠にする場合は、表の該当行に沿って合格後の実務経験を集計します。合格日より前の経験を同じ期間に混ぜないよう、勤務先ごと、工事ごとに起算日と終了日を記録します。
期間を月数だけで管理すると、合格日との前後関係を見落とします。合格日、経験開始日、経験終了日、対象工事を一つの行にし、重複する期間や空白期間がないかを確認します。
工事内容・勤務先・証明者を裏付資料とそろえる
実務経験の確認では、期間だけでなく、工事内容、勤務先、証明者が今回の業種に対応するかを確認します。経験資料の作成方法は実務経験証明書の書き方を参照し、この記事では規則表の行と資料を結ぶことを重視します。
資料に不一致がある場合は、合格日後の年数だけが足りていても記載を進めません。工事名、期間、証明者、申請業種を照合し、確認できない部分を顧問先へ照会します。
申請書類へ反映する

技術者情報に合格情報と対象業種を記録する
技術者の情報を確認する際は、合格情報と対象業種を別の項目として記録します。資格を持つことと、今回の申請業種に使うことを同じ結論にせず、規則表の該当行を確認してから対応づけます。
確認表には、氏名、申請業種、検定種目、合格区分、合格日、必要経験、経験資料、確認者を置きます。資料の受領と内容確認を分けることで、合格証だけ届いて経験証明が未確認という状態を把握できます。
証明書と営業所技術者等証明書を照合する
実務経験を使う場合は、経験資料と営業所技術者等に関する書面の氏名、業種、根拠が一致するかを確認します。どちらかだけを修正すると内容がずれるため、元資料、経験資料、申請書の順で読み合わせます。
営業所技術者等に関する要件の全体は営業所技術者等の要件を参照します。証明経路が複数ある人物は、今回どの経路を使うかを案件表で一つに固定してから提出準備を進めます。
表の該当行と提出先の最新案内を再確認する
以下は、施行規則の表と公的様式の確認事項を、業種起点で整理した「業種起点の実務経験逆引き表」です。統計や事例ではなく、該当行と証明資料を対応づける実務整理表です。
| 申請業種 | 検定種目 | 合格区分 | 起算日 | 経験資料 | 確認者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 今回の対象業種 | 規則表の該当行 | 合格証で確認 | 合格日後 | 工事内容・証明者 | 一次確認者 |
| 今回の対象業種 | 規則表の該当行 | 合格証で確認 | 合格日後 | 工事内容・証明者 | 最終確認者 |
提出先の現行様式、添付細目、記載例は最終確認の対象です。規則表に該当するように見えても、資料の不足や地域固有の確認事項があれば、申請先へ確認してから反映します。
実務経験の期間を確認するときは、資格証の取得日だけを見ず、経験を証明する対象期間、所属先、担当した工事内容を一組で整理します。実務経験証明書に記す期間は、在籍を示す資料や工事関係資料と照合し、重複や空白がないかを確認します。顧問先から受領した資料には、誰の経験か、どの業種との関係を確認するものか、受領日を記録しておくと、後で説明しやすくなります。
証明する経験の範囲に疑問が残る場合は、経験年数を先に計算してから資料を集めるのではなく、事実関係を時系列に並べて所管行政庁へ確認します。照会の回答は、対象となる資格、工事、期間の前提とともに案件記録へ残します。作成者と確認者が別々に期間を点検し、提出控えと根拠資料の対応を確認すれば、後日の変更届や更新時にも説明できる状態で引き継げます。
証明者への確認では、経験期間の始点と終点、担当した工事、証明できる資料の所在を具体的に聞き取ります。実務経験証明書に記載する内容と口頭説明に差異があれば、先に事実関係を整理します。提出用の書面と根拠資料に付けた整理番号を対応させ、確認者がどの資料で期間を判断したかをたどれるようにすると、補正照会への対応も落ち着いて行えます。
経験資料の確認が完了した日と、提出書類を確定した日を分けて残し、間に新しい資料が届いていないかを最終確認します。資格、経験、所属のどれかが変わったときは、対応する欄を再度照合します。
よくある質問

第一次検定に合格すればどの業種でも経験が短くなりますか
いいえ。対象となる検定種目と経験は業種ごとに異なります。申請業種から規則表の該当行を確認し、他業種の例をそのまま使いません。
必要な実務経験はすべて同じ年数ですか
同じではありません。合格区分と対象業種の組合せを確認し、3年や5年という例外を一般化せず、今回の該当行を記録します。
大工工事業ではどのように確認しますか
建築施工管理の対象区分を確認し、一級第一次検定合格後3年以上、一定の二級第一次検定等の対象区分では合格後5年以上とする該当行を使います。合格日と大工工事の経験資料を照合します。
「建設業許可HUB」でできること
- 顧客企業管理:顧客台帳・許可情報紐付
- 案件管理:案件ステータス
- 許可マスタ:29業種マスタ
- 技術者・経管マスタ:専任技術者要件
まとめ|業種から規則表を逆引きして証明する
第一次検定合格者の実務経験は、申請業種から規則表の該当行を逆引きし、検定種目、合格区分、合格日後の経験、証明資料を一体で確認します。資格名だけで一般化せず、案件ごとの該当行を残すことが重要です。
合格情報と経験資料の照合工程を整理すれば、申請書へ反映する根拠を追えます。技術者関係の確認を整理したい行政書士事務所は、導入のご相談または資料請求をご利用ください。料金の確認は料金プランでご案内しています。
監修: 依田尚人(YDAIコンサルティング株式会社 代表)
関連記事
導入のご相談を承ります
顧客企業・案件管理、期限自動リマインダ、都道府県別様式の書類作成までこれ1つで。
月額2,980円〜/名(6名以上・税込)。








